落慶法要

今日は昨日とは一転してヒンヤリとした1日です。半袖で過ごしていたら少し寒いかなと感じます。少しずつ秋が深まっていくのを文字通りに肌で感じます。

さて、10日の日曜日に久喜市西願寺様の本堂・庫裏落成慶讃法要が行われました。私は法要の会係(えがかり)として出仕しました。ちなみに会係とは、法要全般の運営や準備を行う役であり、法要の責任者とも言えます。演劇で言えば、脚本・演出・監督をまとめて務めるようなものでしょうかね。もちろん、そうは言っても主役は会係ではなく、西願寺様のご住職であります。ご住職の意向聞きながら、長い時間を掛けて入念に準備をして、当日を迎えました。落慶法要は一世一代の行事でありますので、とにかく主役の住職やお寺の皆様のここまでの思いを汲み取り、しっかりとお役目に就かせて頂きました。ちなみに当寺のお隣の光善寺様のご住職が、私と一緒に会係を務めて下さいました。光善寺様のご住職とコンビで会係を組むのはもう何回目だろうと言うほど、この組み合わせで多くのお寺様のご法要・ご葬儀に関わらせて頂いております。年齢は19歳離れていますが、気心知れた仲ですので、とても仕事がしやすいです。光善寺様とは家族ぐるみの付き合いをしてますので、いずれ機会があればこちらで紹介させてもらいます(^o^)

話がそれたので、戻さなきゃ(^_^;)

さて、当日は開式前に少し雨がぱらつきましたが、それ以外は雨に降られることもなく、むしろ天気が良く暑い1日となりました。法要の出仕者・参拝者が揃ったところで、記念撮影、そして達書伝達式、法要、法話、記念式典と滞りなく無事に済みました。法要の表白や法話の中で聞かせて頂いたこれまでの西願寺様の歩みを思うと、この落慶法要が無事にお勤めできたことは、本当に喜ばしいなと感激しておりました。そして、その大切な法要に関わらせて頂けたことに改めて感謝ですね。

会係は今回のように慶事の法要もあれば、その逆に通夜や葬儀といった様々なシーンに関わります。私自身はたくさんの法要にご縁を頂戴していても、当事者はその1度きりしかありません。慶事であろうと弔事であろうと、当事者の思いに寄り添い、その方の思いを伝えられるような法要を提案し、会係としてお手伝いできるよう日々勉強を重ねていかなければなぁと、気を引き締める事ができた1日でした。

西願寺様、本堂・庫裏落成慶讃法要勤修、誠におめでとうございます!!

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