法光寺のおもい

みなさまとのご縁を大切に

当寺では、長い時間を掛けて築いた門信徒(檀家)の皆様との絆を大切にしつつ、新たなご縁も大切にしていきたいと考えております。
また、ご葬儀やご法事もただ勤めるだけではなく、常にご遺族の皆様のお気持ちに寄り添い、共に故人を偲び、勤めさせて頂いております。これは長い歴史の中で、当寺が最も大切にしていることであり、受け継がれている思い(伝統)であります。

埼玉県越谷市にあるお寺の法光寺で、手を合わせて合掌している様子です。
埼玉県越谷市にある法光寺の本堂の内観写真です。

ほっと落ち着ける心のよりどころ

本堂・客殿には冷暖房が完備されております。
快適な環境でご法事を勤められることを、多くの参拝者様に喜ばれております。
また春秋彼岸期間や夏の盂蘭盆期間は客間を開放しています。参拝後ゆっくりと休憩できますよう、お茶とお菓子もご用意しております。お子様には別途子ども用のお菓子もあります。

沿革

今日山 法光寺の歴史をご紹介します

法光寺内にある本堂の写真です。

今日山 法光寺は、本願寺浅草御堂(江戸 浅草横山町)落成とされる元和3年(1617)、開基・釋宗金によって御堂寺内の一院として創建されました。尚、浅草御堂は西本願寺浜町別院とも呼称されます。

明暦3年(1657)の大火(振袖火事)により浅草御堂とともに堂宇を焼失。その後、幕府は西本願寺に対し、八丁堀先の海辺を代地として指定、本願寺はその地を埋め立て、御堂を再建しました。この御堂が現在の築地本願寺(当時は西本願寺築地別院)の始まりです。法光寺も別院とともに江戸築地に移転、堂宇を建立しました。

その後、三百余年、築地の地(東京都中央区)において法灯を継承するも、しばしば火害等を蒙ったようであります。
大正12年(1923)関東大震災によって被災するも、昭和6年(1931)、堂宇を再建。
昭和63年(1988)、不慮の火災にて本堂を焼失、当山再建にあたり、築地より越谷市への寺基移転を決定しました。

埼玉県越谷市にあるお寺、法光寺の外観写真です。

平成5年(1993)、現在地(埼玉県越谷市三野宮)に本堂・伽藍が竣工、併せて墓地の移転も完了し、平成6年(1994)4月10日、本堂伽藍落成慶讃法要を勤修しました。

平成29年(2017)11月5日、創建400年記念法要が勤修されました。当日は、埼玉組雅楽会による献納楽に合わせ、仏教婦人会代表による献灯・献花が行われ、多くのご門徒様とお祝い致しました。